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9月議会における松下議員の質問

2010.11.08.04:35

議事録は間が挟まってて見にくいので、該当部分のみ抽出。

松下都議
次に、青少年健全育成について伺います。
 知事所信表明では、子どもたちはインターネット上にはんらんする有害な情報や悪質な性行為を描いた漫画等を容易に手にすることができる現状にあり、これを放置すべきでないことはだれの目にも明らかです。現在、各方面と議論を重ねており、早期に、青少年健全育成条例の改正を議会に提案したいと考えておりますと、発言がありました。
 悪質な性行為を描いた漫画等とは、具体的にどのようなものでしょうか。また、これらを容易に手にすることができる現状とは、どういうことを指しているのか伺います。
 知事の発言をそのまま読むと、容易に手にすることができる現状とは、自主規制の対象図書が区分陳列されていないから子どもが容易に手にすることができるという現状なのか、自主規制すべきと思われるものが規制されていない現状が問題なのか、どちらなのかわかりかねます。区分陳列されていないのであれば、するように指導すればよいことであり、まさに知事のいうとおり、各方面と議論を重ねているさなかに、自主規制や不健全図書指定制度の取り組みなど、これまでの取り組みを否定するとも思えるような発言、問題である状況に東京都内じゅうがなっているとも受け取れる発言は、事実とは異なるのではないかと考えます。
 そもそも、何より現状が大問題であるという、都民から声が多数上がっているのでしょうか。図書類の現状を改善すべきという都民からの具体的な意見は、どれくらい寄せられているのか、青少年問題協議会二十八期への諮問から今日までの期間でお答えください。
 青少年健全育成のため、子どものために条例改正を行おうとするのであれば、まず第一に、現状のままでは子どものためにならない、改善すべきだという意見が都民から多く寄せられ、次に、では現状を改善するためには、現行条例の運用で対応するのか、条例を改正しなければできないのかは方法論で意見が分かれるところであるため、各方面と議論を行い、都民にも判断してもらわなければならないと考えます。
 もし仮に、不健全図書指定が減少している現状ではあるが、自主規制の取り組みがなされていないことが問題だと考えるのであれば、健全育成審議会に不健全図書指定の諮問を諮り、もっと審査してもらえばよいのではないでしょうか。
 青少年への性的刺激が著しく高いものに該当すると委員が判断すれば指定は可能であり、現行条例のまま運用することに問題はないはずであると考えますが、いかがですか。
 第一回定例会で議会に提出された青少年健全育成条例改正案は、継続審議を経て第二回定例会で反対多数で否決となりました。
 条例改正案のもととなっている青少年問題協議会の答申案には多くのパブリックコメントも寄せられ、その多くが答申案に反対のものでした。議会の条例改正案の否決、条例改正案に反対であった多数の都民の声、自主規制に取り組んできている業界や作者の声、どこまで真剣に、これらの現状や声に耳を傾けているのか疑問と思われることがあります。
 この間、否決となったはずの青少年健全育成条例改正案や漫画を用いて警察署で警察関係団体を対象に説明会を行っているようですが、説明会の名前と目的、何のために行っているのかお答えください。あわせて、説明会を何回、都内のどの地域で行ったのか伺います。
 漫画を示して説明し、あわせて、否決されたはずの条例改正案を説明するということは、現状が問題で、改善するためには条例改正するしかないという意図を説明しているのではないかと私は考えました。そのように都民に思われても仕方がないと考えます。これでは、余りに偏ってはいないでしょうか。説明会を開くのであれば、もっとオープンな形で、さまざまな意見に耳を傾ける姿勢を持つべきです。
 改正案の審議過程で、総務委員会では参考人招致、質疑も行われました。有識者の方々も、賛成、反対と全く異なる意見をお持ちでした。改正案を再度提出されるのであれば、現在の協議会の委員をかえ、賛否両論、しっかりと議論できる会にかえた上で答申を出し直すところから始めるべきであると考えますが、見解を伺います。

〇青少年・治安対策本部長(倉田潤君) 六点のご質問にお答えをいたします。
 まず、知事所信表明中の悪質な性行為を描いた漫画等などについてでありますが、悪質な性行為を描いた漫画等とは、例えば、子どもに対する強姦や近親相姦など、著しく反社会的な性行為を不当に賛美、誇張するように描いた漫画やアニメーションといったもののことでございます。
 また、これらを容易に手にすることができる現状とは、これらの漫画のうち、著しく性的感情を刺激するという不健全図書指定基準や十八禁マークをつけるべき表示図書の基準に該当しないものは、現在の条例のもとでは、成人コーナーに区分陳列を義務づけられていないため、一般書棚で売られ、子どもが容易に購入できる状況にあるということであります。このような状況は、現に都の担当職員が不健全指定の候補図書を都内各地の書店で購入する際に、毎月多くの書店において確認をしております。
 次に、図書類の現状改善に関する都民の意見についてでありますが、まず、青少年問題協議会におきまして、都民から公募した委員を含め、青少年問題について幅広い見識と関心を有する委員の方々が議論を重ね、児童を性的対象とする図書類等についての現状を改善すべきという答申がまとめられたことを重く受けとめております。
 また、悪質な性行為を描いた漫画等のうち、実際に青少年が閲覧、購入できる現物を見た都民の方々からは、一様に、このような漫画等を青少年が容易に見ることができる現状は改善する必要がある旨のご意見やご感想をいただいております。
 このほか、第一回定例会に提出した青少年健全育成条例の改正案の審議の過程におきまして、保護者等から、子どもを取り巻く図書類の現状の改善を求める四万四千名を超える署名が、都議会議長あてに提出されたものと承知をしております。
 なお、条例に基づく知事への申し出として、青少年健全育成審議会に報告した、青少年の健全な成長を阻害するおそれのある図書類に関する都民の申し出の数は、お尋ねの第二十八期青少年問題協議会への諮問が行われた平成二十年十二月から平成二十二年八月までの間で、合計で五十二件、一月平均では二・五件でございます。
 次に、現行の不健全図書指定基準での対応の可能性についてでありますが、現行条例の基準は、閲覧する子どもの性的感情の刺激度合いに着目するものであります。他方、例えば子どもに対する強姦や近親相姦などの著しく反社会的な性行為を不当に賛美、誇張するような漫画等は、そのような性行為が社会的に許容されていると子どもに誤解させるおそれがあります。
 しかし、そのような漫画等は、必ずしも性的感情を刺激する度合いが強いとは限りません。そのため、そのような漫画等については、性的感情の刺激度合いに着目した現行基準とは別に、反社会的な性行為に着目した新たな条例上の基準を設けることにより、現行条例では対応できないものについても区分陳列の対象とすることが適切であると考えています。
 次に、都民への説明についてでありますが、子どもに対する強姦や近親相姦などの著しく反社会的な性行為を不当に賛美、誇張するように描いた漫画等を、子どもでも容易に購入できる現状があることについて、家庭や地域でも知っていただいた上で、子どもの教育や見守りに取り組んでいただくことが重要であると考えています。
 また、議会においても、そうした家庭や地域での取り組みの重要性について、ご指摘をいただいております。
 こうしたことを踏まえ、保護者や青少年の健全育成、子どもの見守りに携わっている方々に対し、都の職員が、漫画等の現物を示して説明することができる機会があるときは、その機会をとらえて、青少年を取り巻く現状を正しく理解していただくよう努めているものであり、都が特別に説明を行うための会を開催しているわけではございません。
 なお、その際に、それまでの都の取り組みの経緯として、条例改正案を提出したことについて触れることもございます。これまで、都の職員が、都の施設や都内各地域の区市の施設、警察署等において、漫画等の現物を示しながら現状をご説明したケースは延べ約六十回であり、今後ともさまざまな機会をとらえて実施してまいります。
 次に、青少年問題協議会への再諮問についてでありますが、第二十八期青少年問題協議会による、メディア社会が拡がる中での青少年の健全育成についての答申は、さまざまな分野の有識者委員が、関係者からのヒアリング等も行いながら、一年以上かけて議論し、取りまとめていただいたものであります。
 都は、この答申を踏まえ、さまざまな検討を加えた上で、責任を持って条例改正案を策定し、本年の第一回定例会に提出したものでございます。
 都議会におきましては、第一回定例会閉会中の総務委員会における継続審査及び第二回定例会を通じ、参考人からの意見聴取も含め、長期にわたり多角的な議論を行っていただいたところでございます。
 このような経緯にかんがみれば、改正案の再提出につきましては、早期に子どもを取り巻く現状の改善を図るためにも、議会での議論や関係者の意見を踏まえて、建設的にその案を得るべき時期に至っていると考えております。したがって、青少年問題協議会への再度の諮問は考えておりません。
 最後に、青少年健全育成のための図書類の販売等のあり方に関する関係者意見交換会についてでありますが、その目的は、青少年健全育成の観点に立った図書類の適切な販売等のあり方について、創作、出版等関係者及び青少年健全育成関係者が、漫画等の出版及び自主規制等の現状を踏まえ、忌憚のない意見交換を行うことであります。
 このような意見交換を通じ、それぞれの立場で、青少年の健全育成への取り組みをさらに進めていただくことを期待しているものでございます。

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